平成28年8月25日より、日露成年交流センター若手研究者フェローシップを受け、サンクトペテルブルグ大学法学部へ留学し、業務から離れておりましたが、平成29年7月3日より事務所に復帰いたしました。
研究テーマは「ロシア連邦民事訴訟法の特徴と実務的運用」で、ロシア連邦民事訴訟法の日本語訳と基本的事項をまとめております。
ロシアでは、ロシア連邦民事訴訟法の講義を受けつつ、ペテルブルグの地区裁判所、商事裁判所、憲法裁判所、モスクワの連邦最高裁判所、ウラジオストックの商事裁判所の事件を傍聴してきました。
サンクトペテルブルグは、エルミタージュ美術館・マリインスキー劇場を始め、帝政ロシア時代の歴史・芸術をいたるところで感じることができるとても美しい街で、運河が張り巡らされていることから北のベネチアと呼ばれています。
これから、ロシア法、ロシアビジネスの現状をお伝えし、またペテルブルグの生活についてもお伝えしたいと思います。